オリーブオイルについて

Olive oil

オリーブオイルって何?

オリーブオイルとは、オリーブの果実から得られる植物油であり、溶剤抽出などの化学的に精製されたオリーブオイルとバージンオリーブオイルのブレンド品です。
ピュアオリーブオイルと表示されている場合もあります。
もともとは大量生産を目的に作られたオイルなので、本来の品質よりは落ちます。しかし、逆に香りの少なさや味わいのマイルドさから、揚げ物用の油としては便利な場合もあります。

バージンオリーブオイルとは?

オリーブの実だけを原料とし、化学的な方法や高熱での処理を行わず、他の性質の油を一切含んでいないもの。国際オリーブ協会によるとその中でも酸度や風味により4種類に分かれます。その中でも最も高品質なものが、次に紹介しますエクストラバージンオイルです。

エキストラバージンオイルってすごい!?

エキストラバージンオイルとは、一切の化学的な処理を行わずにオリーブの果実を搾って濾過しただけのバージンオイルのことです。酸度が0.8%以下で、オリーブのジュースとも言われている程風味・香りが完璧で最も品質が良いものになります。

どの種類をどう使う?

エキストラバージンとピュアの使い分けは、オリーブオイルの風味を生かしつつ、どれだけ合理的に経済的に使うかがポイントになります。
最高品質のオリーブオイルであるエキストラバージンオイルに含まれるトコフェロールやフェノール酸などの微量成分は、加熱により失われやすいため、生で食べるサラダなどにかけたりして使用することをおすすめします。
一度に大量に油を使う揚げ物などは、価格も安く惜し気なく使え、香りも少なめな(ピュア)オリーブオイルを使用すると良いでしょう。

オリーブオイルの健康効果は?

1.美肌効果
オリーブオイルに含まれる色素成分クロロフィルは体内の毒素を排泄するデトックス作用が!!ニキビや吹き出物にも効果が期待されます。

2.便秘予防!おなかすっきり!
オレイン酸には腸を刺激し排便を促すサポートをしてくれる働きがあります。

3.ダイエット効果
オリーブオイル中の7割をしめる不飽和脂肪酸であるオレイン酸が満腹中枢に働きかけ、食べ過ぎを予防してくれます。

4.アンチエイジング効果
オリーブオイルにはアンチエイジング効果のあるポリフェノールとビタミンEが多く含まれます。
特にビタミンEが抗酸化に働き、老化の原因とされる過酸化脂質の生成を抑え、体内から細胞を若々しく保つ効果が期待されます。

5.コレステロール低下
オレイン酸やビタミンEには余分なコレステロールを運び出す善玉コレステロールは減らさずに、動脈硬化の原因となる悪玉コレステロールを減らすといわれています。中性脂肪を減らす手助けをしてくれます。

オリーブオイルの保存方法は?

1.基本の保存方法
直射日光を避け、冷暗所で保管し、きちんと蓋をした状態で保存します。油の敵である光と空気と熱を遮断しましょう!
また、5度以下の温度だと白い沈殿物ができてしまいますので、冷蔵庫での保存はダメです。

2.ハーブなどを入れてハーブオイルにしても!
ハーブオイルはハーブをオリーブオイルなどに漬け込むだけ!
香りや風味を移したフレーバーオイルのことです。今回はローズマリーとレモンの皮も一緒に漬けて爽やかなこれからの季節にぴったりのハーブオイルにしてみました。
その他ナッツやガーリック、鷹の目などと合わせるとさらに味わい深い味に!
ぜひ自分のオリジナルを作ってみてください。作ったあとはなるべく早めに使い切りましょう。

3.凍らせてもOK
お肉や魚を焼く際にこのままポンッとフライパンに入れて焼くだけ!!!!!
フレッシュハーブを買っても、使いきれないことが多いと思います。
ハーブオイルで余ったハーブをオリーブオイルと一緒に凍らせておけば、冷凍焼けや変色を防げます。そのままパスタに絡めたり、ソースやお肉のソテーなどにも使えます!

Olive oil2

いかがでしたでしょうか。ドレッシングにしてサラダにかけたり、スープに入れたり、サラダ油の代わりに炒め物などに使ったりと、色々な場面でおいしく活用できるオリーブオイル。
地中海では当たり前のこのオリーブオイルですが、どうせ摂るならおいしく、綺麗に、健康的に!摂取していきましょう。

【参考資料】https://tamana-shop.jp/kenkocolumn/ac20160610/

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